📋 作品情報
| サークル名 | 干し雪茶 |
|---|---|
| 発売日 | 2026-08-15 |
| 価格 | 2,860円 |
| ジャンル | マンガ |
アドマイヤベガ is SUKI 2 レビュー|200p超の愛が重すぎる
おすすめ度:★★★★☆
「干し雪茶さんのアドベガ、ずっとWEBで追ってた」という人にとって、これは保存版になる一冊です。3年分の愛が200ページを超えるボリュームに凝縮されていて、開いた瞬間に密度で殴られます。
3年分の蓄積が、一冊に
2023年から2026年前半にかけてWEBで公開されてきたアドマイヤベガ作品——イラスト、漫画、らくがきまで——をまるごと収録した総集編です。カラー72ページ、モノクロ132ページ、合計200ページ超。加筆修正と描き下ろしも入っているので、WEB既読者でも「全部見た」とはならない仕様になっています。
メインはアドマイヤベガと担当トレーナーの関係性。そこに他のウマ娘との絡みも混じってくるので、一本のドラマとして読むというより、「ある時期の干し雪茶さんがアドベガに向けていた全部」を浴びる感覚に近いです。
この本の核心は、アドベガの”SUKI”の描き方にある
アドマイヤベガというキャラクターの持つ静かな強さと、その奥に秘めた感情の揺れ。干し雪茶さんの絵はそこを丁寧に掬い上げるのが上手い作家さんで、表情の描き分けに特にそれが出ます。
激しく崩れるんじゃなくて、ちょっとだけ眉が下がる。唇が微かに開く。そういう小さな変化で「ああ、好きなんだな」と伝わってくる。SUKIがタイトルに入っている理由が絵を見るとわかる、という感じです。
担当トレーナーとの絡みは、距離感の変化を楽しむのが醍醐味で、最初は凛としていたアドベガが少しずつほぐれていく過程がじっくり描かれています。「関係性の積み重なりを読みたい」という欲求に対して、200ページという物量がそのまま答えになっています。
カラーパートはイラスト中心で、衣装や瞳の色の再現度が高く、モノクロパートは漫画形式でストーリーの肉付けをしっかりやってくれる構成。カラーで「綺麗だ」と思って、モノクロで「好きだ」になる流れが一冊の中で成立しています。
他ウマ娘との絡みも収録されているので、アドベガ単推しじゃなくてもページを捲る手が止まらないはず。特に他キャラとの対比でアドベガの輪郭がくっきりする場面は、総集編ならではの読み応えがあります。
絵のクオリティ・コスパ感を正直に
画風は繊細な線と余白の使い方が特徴的で、情報を詰め込みすぎない分、一枚一枚の呼吸が感じられます。感情表現にリソースを集中させているタイプの絵で、派手さよりも”じわり”と来る系。
らくがきパートも収録されているのが個人的に好きで、こういう作家さんの試行錯誤や素の線が見られるのは総集編の特権だと思っています。描き下ろしがどこに入っているか探しながら読むのも地味に楽しい。
2,860円で204ページ(カラー72+モノクロ132)は、純粋にページ単価で見ても悪くない。加筆修正込みで「WEBで見たから十分」と思っていた人ほど、手元に置いてみると印象が変わります。
アドベガの”好き”に、あなたも飲み込まれてほしい
3年間アドマイヤベガを描き続けてきた作家の視点で切り取られた一冊は、キャラクターへの解釈と愛情が積み重なっていて、読後感が普通の同人誌と違います。「好き」が可視化されているものを読むのは、こちらの「好き」も引き出されるんですよね。
あの静かな目で、ちょっとだけ緩んだ表情で、担当トレーナーを見るアドベガ——それを200ページ分浴びる体験は、一度やったらたぶん手放せなくなります。
❓ よくある質問
Q. WEBで既に読んでいる作品が多くても楽しめますか?
A. 加筆修正と描き下ろしが追加されているため、WEB既読者でも新鮮な発見があります。紙(データ)でまとめて読む体験自体も、バラバラに追っていたときとは別の満足感があります。
Q. アドマイヤベガ以外のウマ娘も多く収録されていますか?
A. メインはあくまでアドマイヤベガで、他ウマ娘は補助的な位置づけです。アドベガとの絡みや対比として登場する形なので、アドベガ目的で買っても満足度は損なわれません。
Q. セールやクーポンはありますか?
A. DLsite・FANZAではセールが頻繁に開催されており、割引価格で購入できることがあります。また初めてご利用の方は初回クーポンが使えるケースもあり、条件次第では実質無料になることも。ページ上部のボタンから最新の価格をご確認ください。






